専業主婦よ!育児に疲れただとぉ?・・・よき母になるのは、やめなさい。専業主婦は大変!だとぉ?・・・大いに手抜きをやりなさい。 あなたが頑張っても家族はそれ程あなたの仕事に関心は持っていません。 どーせ、いつも家にいるんでしょ?とか、 家に居るなら当たり前、ぐらいにしか思ってないぞ。 おまけにあなたが「最近太ったわ」なんて言おうものなら、 いつもゴロゴロしてっから・・などと失礼千万な事を言われるだけ。 家事は適当にやればいい。 専業主婦よ!時間を大切に使おう。 自分の時間を作ろう。でないとホントに体の芯から年取ってくぞ。 知ってても何の徳にもなりませんが、おばさんはこうゆう一日を過ごしています。 たまに子供の首を絞めたくなる位、腹が立ちますが、今のところ、警察沙汰にはなっていません。 5:30 おばさん、起きる。 かすかな物音でも目が覚めるタイプなので、 目覚ましは、腕時計のタイマー(3個)。 それでもうるさくてかなわない。 この間に朝食。 よく食べる。ごはん・すりおろしレンコンに納豆、味付けめかぶ、 野菜もの、前日の残り物をここですべて消化する。 6:00 家族の朝食を準備。配偶者を起こす。 6:30 子供2人を起こす、着替え、おしっこ先導。配偶者を見送る。 7:00 子供に食事をさせる。手伝う。食わせる。口に押し込む。 8:00 子供は食えば、出る。ウンチの先導。夕食の支度。食器は洗わない。 8:45 長女、保育園へ送る。車で3分。 9:00 ここからお昼まではその日の都合による。 手話サークルに出掛けたり、育児サークルに出掛けたり、 何にもない日は晴れれば掃除、雨ならごそごそ整頓をしている。 テレビは見ない。もともと嫌いである。 12:00 長男に昼食を与える。 その後、自分も食べるがパンと牛乳だけ。 それで十分。ここで食べ過ぎると、夕食まで胃にもたれる。 食器はやっぱり洗わない。 13:00 長男のお昼寝の時間。 自分が先に横になり寝たフリをする。すると大概つられて横に入ってくる。 それでも寝ないときは怒鳴る。怒られてビクビクしながら長男眠りにつく。 ここで自分も30分位ウトウトする。 ふと、時計を見て俄然立ち上がり、2階へ上がる。 おばさん、最良の時間。パソコンをいじるのである。 しかし、この時間は混んでるせいか、なかなかつながらずイライラする。 こら、仕事中にパソコンで遊んでる奴!昼飯遅番で休憩してる奴! そのパソコンは会社の資産である! 迷惑だ、さっさと電源切ろ! おばさんは世界が自分中心であるかのようにブツブツ呟いている。 15:00 もっとパソコンをいじっていたいが、仕方がないので終わる。 長男を起こす時間である。 起こして30分位は機嫌が誠に悪い。 なんとかご機嫌をとろうとおばさんは頑張るが、 大抵いやになりさっさと長女お迎えの身支度をする。 15:30 長女を迎えに行く。 16:00 NHK教育の幼児向け番組をかけてやり、おばさんは夕食を食べる。 長男が物欲しそうに見ているが、知らん顔して黙々と食べる。 一日のうちで最後のゆっくりとした時間である。 16:30 旅館の仲居さんの如く、動き回る。 長女・長男の夕食の支度、お風呂の支度。食器はまだ洗わない。 見て見ぬフリをして台所から出、居間に布団を敷く。 テレビに夢中の子供たちは迷惑千万な顔をするが知ったこっちゃない。 洗濯物を取り込み、たたんで、しまう。 冬場は寒いから雨戸を閉める。 夏場は日が長いので、天気が良ければ、 次の日の午前の用事を考え合わせて、掃除機をかける。 18:00 長女・長男に夕食を食べさせる。 さっさと食べに来い!来なけりゃさっさと片付けるぞ! その間に朝、作っておいた配偶者の夕食をそれらしくセットしておく。 あとは暖めるだけだ。 次に子供を風呂に入れる。体、髪は気が向いたら洗ってやる。 風呂場で散々遊ぶ子供たちと一緒に出る。ゆでだこ状態だが奮起する。 19:00 ここで初めてたまった食器を洗う。 すさまじい食器と生ごみの量!自分でイヤになるが、 自分の時間を作るためにはこれぐらいのことはしなきゃね。 と、自分を肯定する。 洗いながら、次の朝の朝食の支度。出来上がったら台所の隅っこに隠しておく。 夕食のおかずと間違えられ、食べられちゃったら明日困る。 20:00 配偶者帰宅。 何事もなかったきれいな台所でおばさんは微笑む。 「お疲れ様でした~」 風呂から上がった配偶者は一人ぽっちで食事が出来ないナイーブな人 (小心者とも、面倒くさがりや、とも言う)。 まとわりつく子供にいやいやしながら食事をする配偶者を見ながら、 おばさん晩酌。つまみなしで飲めるから経済的である。 食事が終わっても食器は洗わない。また明日。 21:00 家族全員就寝時間。 XX:XX 家族が寝静まった頃、おばさん一人起きる。 2階へ上がり、楽しいパソコンの時間・・・。 こうしておばさんの一日はまた延々と同じ事をして続くのである。 完 |